1月10日は糸引き納豆の日です~いつ・だれが・なぜ定めた記念日なのか

納豆 話題

糸引き納豆(いとひきなっとう)とは、茹でたり蒸したりした大豆に納豆菌を付着して発酵させた食品。

糸引き納豆は、一般的に、たんに「納豆(なっとう)」と呼ばれるものです。

糸引き納豆の日は、

2010年(平成22年)に

全国納豆協同組合連合会が定めた「日」です。

なぜ定めたのか?というと

健康効果や美容効果があるとされる納豆のPRと、

糸引き納豆の特徴である粘り強さで、受験生の合格を願って。

なぜ1月10日なのか?というと

1(い)10(と)の語呂合わせから

1月10日を「糸引き納豆の日」とさだめました。

納豆に関する記念日は、「納豆の日」以外に

納豆の日(7月10日)。S-903納豆菌の日(9月3日)。発酵食品の日(8月8日)。があります。

健康食品としても注目される”納豆”について、すこしだけ紹介させていただきます。

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納豆の種類

納豆は大きく分けて、「甘納豆」・「糸引き納豆」・「寺納豆」の3種類に分けることができます。

甘納豆

甘納豆(あまなっとう)は、豆を砂糖で煮詰めたもの。

そのまま、”おやつ”として食べたり、デザートなどに利用して食べるが一般的です。

北海道では、甘納豆を使用した甘い「お赤飯」が定番です。

糸引き納豆

糸引き納豆は、一般的にたんに「納豆」と呼ばれるものです。

丸大豆(まるだいず)納豆とひきわり納豆の2種類に分けられ、

丸大豆納豆は、粒の大きさで、「大粒納豆」「中粒納豆」「小粒納豆」「極小粒納豆」に分けられます。

寺納豆

寺納豆(てらなっとう)は、塩辛納豆(しおからなっとう)とも呼ばれる納豆で、糸を引くネバネバがない納豆です。

寺納豆は、大豆と小麦と麹菌(こうじきん)を塩水につけ、数ヶ月から1年ていど熟成させて作ります。

黒みをおびた茶色で、半分乾燥した豆。

塩味と旨味が調和した、独特の風味がある納豆です。

納豆はなぜネバネバするか?

納豆がネバネバと糸を引くのは、グルタミン酸が網の目のようになっていて、その間にフラクタンという物質がはめこまれた構造になっているから。

納豆のネバネバは、グルタミン酸とフラクタンという物質で出来ています。

グルタミン酸は、昆布などにも含まれる旨味成分で、

納豆のグルタミン酸は納豆菌が大豆のタンパク質や炭水化物を分解して出来ています。

フラクタンという物質は、グルタミン酸のネバネバを安定させるはたらきをしています。

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