2018-12

言葉

トリ・大トリとは?「トリ」を務めるのは誰?「トリ」と呼ばれる理由とは

催しものや宴会の余興で、最後に登場する人を「トリ」といいます。本来は、寄席(よせ)で用いられる言葉で、寄席の最後に登場する噺家(はなしか)のことを「トリ」と呼びます。 寄席で「トリを務める」のは、一座の主任と決まっていています。主任とは、も...
言葉

女心と秋の空とは~「男心と秋の空」はなぜ使われなくなったのか?

女心(おんなごころ)と秋の空とは「女の男に対する愛情は、秋の空模様のように変わりやすい」というたとえです。 男女の力関係の変化によって、「男心(おとこごころ)と秋の空」が「女心と秋の空」へと変化し、周知されるようになりました。 かつての日本...
言葉

「情けは人の為ならず」の意味とは?情けをかけて報いを受けるのは誰なのか

情けは人のためならず、めぐりめぐって己(おのれ)が身のため。 「情けは人の為ならず」とは、『人に情をかけておけば、それがやがて良い報い(むくい)になって自分にも返ってくる』という意味です。 古典落語の「佃祭」でも語られるこの諺(ことわざ)の...
言葉

「おもむろに」と「やおら」は同じ意味?正しい意味を、国民の4割しか理解していません

「おもむろに」と「やおら」は、「静かにゆっくりと行動するさま」を意味する副詞です。 本来の意味と異なる「だしぬけに。急に」と誤解している人が4割以上。誤用がめだちます。 漢字にすると「おもむろに」は「徐に」、「やおら」は「徐ら」。どちらも「...
言葉

気が(の)置けない友達の意味とは。仲が悪い?仲が良い?どっち?

気づかう必要がなく、相手に意識を集中しなくても、心が通い合う友達が、「気が(の)置けない」友達です。 気が許せない、油断できないような人は、「気が置ける」人です。 あまり親しくなく、相手の気持ちをつねに気づかうような、何となくうちとけられな...
話題

ツッパリからヤンキーへの変遷。なぜツッパリは消えたのか?マイルドヤンキーとは?

「不良っぽさへの憧れ」は、いつの時代にもあったようです。戦国時代の「傾奇者」は現在に語り継がれる人気者ですし、明治期には「愚連隊」「女愚連隊」と呼ばれた青少年の不良グループが存在し、昭和30年代には「太陽族」と呼ばた既成の秩序にとらわれない...
話題

今では赤面してしまう!?昭和50年代の若者のファッション【髪形編】

歴史が始まる前から、人類は髪形にこだわり、髪形を整えていました。髪形は、時代の変化、生活様式の変化とともに、変化し進化しています。 日本の理・美容組合(各連合会)が、昭和39年(1964年)にCIC(世界・理美容連盟)に加入し、日本人の髪形...