恋人の日は、
1952年(昭和27年)に
ブラジルのサンパウロ商業協会が定めた記念日です。
恋人の日は、ポルトガル語で、Dia dos Namorados(ディア・ドス・ナモラードス)
日本では、1988年に、全国額縁組合連合会が、6月12日は「恋人の日」というPRをはじめる。
なぜ定めた記念日なのか?というと
家族・友人・夫婦・恋人がお互いに贈り物を交換し、愛情と縁を深めることを目的として
なぜ6月12日なのか?というと
もともとブラジルには、「聖アントニオの祝日」の前日6月12日に、恋人や夫婦の間で贈り物をする習慣があったから。
パドヴァの聖アントニオ(1195年~1231年6月13日)は、「縁結びの聖人」・「愛の聖人」とされる、ポルトガルやブラジルの守護聖人。
生前から大変人気のあった人で、彼が死んだとき、「天使がまいおりて町中の教会の鐘をならした」という伝説もある。
「聖アントニオの祝日」は、1231年6月13日に亡くなった、パドヴァの聖アントニオをたたえる日。
「縁結びの聖人」・「愛の聖人」パドヴァの聖アントニオにちなんだ習慣から
6月12日を、恋人の日としました。
ブラジルの「恋人をみつける方法」、ブラジルでの「恋人の日の贈り物」を紹介させていただきます。
恋人を見つける方法
ブラジルには、恋人の日の6月12日に、
聖アントニオの人形を、水でみたしたコップに頭から入れると、恋人がみつかるという迷信があります。
溺れて苦しむ”聖アントニオ”が、助けてほしい一心(いっしん)で、急いで恋人を見つけてきてくれるそうです。
聖アントニオの人形は、恋人が見つかるまで、そのままにしておき、見つかったら水から出します。
急いで恋人が欲しい人は、一度試してみては・・・
日本では、あまり知られていない、恋人さがしの方法。
やってる人が少ない分だけ、聖アントニオががんばってくれるかも知れません。
恋人の日の贈り物
ブラジルでは、6月12日が「恋人の日」になる前から、6月12日に”フォトフレーム”をプレゼントしあう習慣があります。
現在は、フォトフレームにかぎらず、相手の喜ぶ物をプレゼントしあっています。
なかには、月給の七分の一以上の高価なプレゼントをする人もいるようです。
聖アントニオ誕生の地、ポルトガルでは、「聖アントニオ祭」の6月12日に、
思いをよせてる人に「バジル」をおくり、思いを伝えるという習慣があります。