地震や水害などの自然災害にそなえることを一般に防災といいます。
防災の日は
1960年(昭和35年)に
内閣の閣議了解により定められた記念日です。
なぜ定めたのか?というと
台風・高潮・津波・地震等の災害についての認識を深め、それらの災害に対処する心構えを準備するため
なぜ9月1日なのか?というと
1923年(大正12年)9月1日に発生した『関東大震災』に由来して
9月1日を防災の日としました。
関東大震災は、近代化された首都圏をおそった唯一の巨大地震。
1923年9月1日11時58分に発生、震源地は伊豆大島北端千ヶ崎の北15km付近の海底、推定マグニチュード7.9。
最大震度6、死者105,385、全潰全焼流出家屋293,389。
首相官邸ホームページを参考に、災害が起きた時の行動、家庭で出来るおすすめの対策、自宅が被災した場合のそなえを紹介させていただきます。
災害時に役立つ政府の公式ツイッター
災害関係の政府活動情報 首相官邸(災害情報)@Kantei Saigai
大規模災害時の消防関係情報 総務省消防庁@FDMA JAPAN
災害時の自衛隊の派遣状況など関連情報 防衛省@bouei saigai
災害が起きた時の行動
地震のゆれや緊急地震速報を見たり聞いたりしたときは、まず身の安全を確保する。
家の中で
頭を保護し、丈夫な机の下など安全な場所に避難する
あわてて外に飛び出さない
むりに火を消そうとしない
人が大勢いる施設で
係員の指示に従う
あわてて出口に走り出さない
屋外(街)で
ブロック塀の倒壊に注意する
看板や割れたガラスの落下に注意する
家庭で出来るおすすめの対策
地震の場合は激しいゆれや、電気・ガス・水道などのライフラインが止まった場合にそなえる必要があります。
本棚・タンス・食器棚のような家具やテレビ・冷蔵庫のような家電は壁に金具で固定する。
寝室や子供部屋には、大きな家具などを置かない。(寝ている時の身体の安全確保、出入り口の安全確保)
手の届くところに懐中電灯、スリッパなどすぐに履ける靴、ホイッスルをおく。
備蓄するべきもの
飲料水3日分(一人一日3リットルが目安)
食料3日分(アルファ米・ビスケット・板チョコ・乾パンなど)
トイレットペーパー・ティッシュペーパー
マッチ・ろうそく
カセットコンロ
など
自宅が被災した場合のそなえ
自宅が被災したときは、安全な場所に避難し、避難生活をおくることになります。
非常時にそなえ、あらかじめ必要最低限のものをリックに詰めておき、いつでも持ち出せるようにしてきます。
飲料水・食料品・貴重品・常用薬・救急用品(ばんそうこう・消毒液など)・ヘルメットなど頭部を守るもの・マスク・軍手・懐中電灯・衣類・携帯ラジオ・予備電池・洗面用具など
※乳児のいる場合は、ミルク・おむつなども用意