さくらんぼの日は、6月に二つあります。
一つ目の”さくらんぼの日”は6月の第3日曜日、もう一つの”さくらんぼの日は6月6日。
6月の第3日曜日のさくらんぼの日は、
1990年(平成2年)に
山形県寒河江(さがえ)市が定めた「日」です。
なぜ定めたのか?というと
「日本一のさくらんぼの里。寒河江市」のさくらんぼを全国に知ってもらう目的で、6月第3日曜日を”さくらんぼの日”とさだめました。
なぜ6月の第3日曜日なのか?というと
この時期に、寒河江市のさくらんぼ狩りが最盛期をむかえるから。
6月6日のさくらんぼの日は、
2013年(平成25年)に
全国農業協同組合連合会山形県が定めた「日」です。
なぜ定めたのか?というと
自他共にみとめる高品質な「山形のさくらんぼ」を広める目的で、6月6日をさくらんぼの日とさだめました。
なぜ6月6日なのか?というと
6・6という数字のシルエットが、さくらんぼに似ていることから。
美味しい”さくらんぼ”の見分け方、山形のさくらんぼの旬の時期について紹介させていただきます。
美味しいさくらんぼの見分け方
さくらんぼは、4つの点に注意して選ぶと、失敗せずに、美味しいさくらんぼを食べることができます。
1・実は、つやがあり、色が均一で、濃い赤色
2・じくは、太く、あざやかな緑色
3・じくの付け根のくぼみが深い
4・じくが抜けていない
さくらんぼの旬の時期
さくらんぼの種類は、世界で1,000種類をこえ、日本国内で100種類程度あるといわれています。
山形では「佐藤錦(さとうにしき)」「紅秀峰(べにしゅうほう)」「紅さやか」「紅てまり」「ナポレオン」「南陽(なんよう)」「大将錦(たいしょうにしき)」「月山錦(がっさんにしき)」など約30種類のさくらんぼが栽培されています。
さくらんぼは、種類や産地によって旬の時期が違います。
山形のさくらんぼの旬の時期
山形のさくらんぼは、
通常栽培のものは、6月中旬から7月下旬までが旬の時期。
温室栽培のものは、4月下旬から6月上旬ころまでが旬の時期。
品種によっては、旬の時期の短いものもあります。
佐藤錦の旬の時期
佐藤錦の旬の時期は、2・3週間ていど
6月中旬から7月初旬の間
佐藤錦は、実の色より、じくに注目して、じくが太くてあざやかな緑色のもの、新鮮なものを選ぶと良い。
色づきがよく、大粒のものが美味しいが、熟しすぎのものは美味しくない。
紅秀峰の旬の時期
紅秀峰の旬の時期は、佐藤錦より短く、わずか1週間ていど
7月上旬から7月中旬
実が大きくて、色の濃いものが美味しい。
紅てまりの旬の時期
紅てまりの旬の時期は、さくらんぼのなかで一番遅い7月中旬から
紅秀峰より大きく、実の色が濃いものが美味しい。