鼻の日は
1961年(昭和36年)に
日本耳鼻咽喉科学会(にほんじびいんこうかがっかい)が定めた「日」です。
なぜ定めたのか?というと
鼻の病気に対する広報活動を行なう趣旨(しゅし)で。
なぜ8月7日なのか?というと
8・7の語呂合わせ(8=は、7=な)から
8月7日を鼻の日と定めました。
鼻が悪いと、中耳(ちゅうじ)・咽喉頭(いんこうとう)・肺などの病気にかかりやすいばかりでなく、学業や仕事の能率に悪い影響があることが指摘されています。
日本耳鼻咽喉科学会では、1961年以来毎年8月7日を「鼻の日」と制定して鼻疾患に対する啓発を行なっています。
(日本耳鼻咽喉科学会 「鼻の日」より一部抜粋)
顔面に関する記念日は、鼻の日のほかに、耳の日(3月3日)、ひげの日(8月8日)、10月10日(目の愛護デー)があります。
嗅覚(きゅうかく)のすぐれた動物、聴覚(ちょうかく)のすぐれた動物を紹介させていただきます。
嗅覚(きゅうかく)のすぐれた動物
動物には、嗅覚受動体遺伝子(きゅうかくじゅどうたいいでんし)というのがあって、その遺伝子が匂いを認識します。
そして、この遺伝子の数が多いほど、嗅覚が優れています。
嗅覚受動体遺伝子の数
参照:平成26年7月23日 東京大学 大学院農学生命科学研究科 科学技術振興機構 共同発表
人間 396
アフリカ象 1,948
ウシ 1,186
イヌ 811
ウマ 1,066
ウサギ 768
モルモット 796
ラット 1,207
マウス 1,130
マーモセット366
アカゲザル 309
オランウータン296
チンパンジー380
聴覚(ちょうかく)のすぐれた動物
聴覚は、一定の範囲の周波数の音波を感じて生じる感覚のこと。
高い周波数の音波を感じることができるほど、聴力がすぐれているとして、聴覚の優れた動物を紹介させていただきます。
主な動物の聴力 最大周波数(KHz)
参照:R.flindt 「数値で見る生物学」2002年
人間 子供 21
人間 39歳 15
人間 59歳 12
人間 老齢者 5
コウモリ 400
夜行性 ガ 240
イルカ 200
イヌ 135
ハツカネズミ100
キリギリス 90
ラット 80
ネコ 47
ニワトリ 38
チンパンジー 33
モルモット 33
コマドリ 21
モリフクロウ 21
セミ 20
バッタ 12
トカゲ 8
コオロギ 8
カラス 8以下