麻雀(マージャン)の日は、
1989年、昭和64年から平成元年にかけて
全総連(現在の全国麻雀組合総連合会)が定めた「日」で、
2014年(平成26年)4月30日に
全国麻雀組合総連合会が、正式に一般社団法人日本記念日協会に登録した記念日です。
なぜ定めたのか?というと
多くの人に麻雀のもつ良い特性であるコミュニケーションづくり、ストレス解消、ボケ防止、憩いの場所と時間の提供などの魅力を知らせ、楽しんでもらう目的で
なぜ8月1日なのか?というと
8・1の語呂合わせ『パイ=牌、8=パ、1=イ』から
8月1日を「麻雀の日」と定めました。
麻雀の牌(パイ)には、1から9までの数字を表す「数牌(シュウパイ)」と漢字の書かれた「字牌(ツーパイ)」があります。
数牌は、「萬子(マンズ)」・「索子(ソーズ)」・「筒子(ピンズ)」の3種類、同じ牌は4牌づつあるので、9×3×4=108牌あります。
字牌は、「風牌」と「三元牌」の2種類、風牌は”東(トン)・南(ナン)・西(シャー)・北(ペー)”の4種類、三元牌は”白(ハク)・發(ハツ)・中(チュン)”の3種類、同じ牌は4牌づつあるので、7×4=28牌あります。
麻雀は、数牌108牌と字牌28牌を合わせた、全136牌をつかい点数を争うゲームです。
麻雀賭博などで逮捕者がでたり、あまり良い印象をもたれない方も多いかもしれませんが、麻雀はコミュニケーションづくりに役立つし、ボケ防止にもなる健全なゲームです。
麻雀には、「運七技三」という格言もあり、初心者でも運(ツキ)があると、上級者に勝てるゲームです。
麻雀には、だれが言い出したのかわからないけど、いかにも本当のことのような『格言』が、たくさんあります。
よく使う「麻雀の格言」を紹介させていただきます。
暗刻(アンコ)スジは危険
自分の手の内に、暗刻があるときは、暗刻になってる牌やそのスジの牌は危険牌になるという格言。
自分がたくさん持ってるということは、相手の手の内にない確率がたかく、相手が欲しがっている可能性がたかい。
運七技三(うんななわざさん)
麻雀は、運が7割、技術が3割で、勝負が決まるという格言。
初心者でも、運が良ければ、上級者に勝てることがある。
一般的に、技術の差が少ないほど、運のしめる割合は大きくなるといわれています
角角(かどかど)に満貫(まんがん)あり
今のように全自動麻雀卓がなく、手積みの麻雀が主流だったころ、イカサマをする人もいて、
イカサマをするさいに、角に積む牌はおぼえやすく、角牌でよく”あがる”人には気をつけろという格言。
全自動麻雀の場合は当てはまらないかも
金持ち喧嘩(けんか)せず
トップ(1位)になったら無理をするなという格言。
トップになったら、手をくずしてでも、逃げたほうがとくをする
単騎(たんき)は西(シャ)でまて
単騎まちをするなら、西でまつのが良いとする格言。
西は、自風牌でもないかぎり、不要になうことが多い牌なので出やすいといわれています。
単騎まちが、みえみえの場合には、逆にあがり辛くなるかも
東竜(トンリュウ)つきもの
竜は『發(ハツ)』のこと。
東と發は、セットになることが多いという格言。
たまにはあるけど、迷信ですね
鳴いて飛び出る当たり牌
鳴くとは、ポンとかチーのこと。
相手の手の内も考えず、攻撃に集中して、鳴くと振り込みやすいという格言。
無駄に鳴くと、点数もひくくなるし、良い事ないよという戒め(いましめ)かも
南槓(ナンカン)に和(あ)がりめなし
南をカンしたら和がれないという格言。
ナンカン=難関(なんかん)からできた、語呂合わせの迷信です
早い立直(リーチ)は1・4索(ソウ)
早い立直のときは、1・4索をまってる可能性が高いという格言。
手積みでイカサマをするときは、1・4索でアガリやすいと言われていましたが、実際はどうでしょう?
全自動麻雀の場合には、あまり通用しないかも
平和(ピンフ)にはじまり平和におわる
平和は、麻雀の基本的な『役』のひとつ。
平和は、つくりやすく、両面まちになるなど、とても重要な要素をふくんだ『役』であるという格言。
初心者にも上級者にも重宝される。
北家(ペケ)は鳴くな
北家が、ポン・チーをすると、親のツモの回数が増える。
親の連チャンをふせぐために、北家は鳴くのを控えろという格言。
ツモが増えると有利になるのは間違いないけど、親より早く和がれそうなら、鳴いても良いのかも