地方・風習・方言

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せこいとは?「せこい」の意味と語源~徳島県の方言「せこい」は意味が違う

一般的に「せこい」は、「けちくさい・みみっちい・しみったれている」という意味で使われます。 おもに、金銭のやりとりで使われる「せこい」ですが、 金銭のやりとり以外では、「ずるい・料簡りょうけんがせまい・料簡がみみっちい」という意味で使われま...
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やっくい・さっくい・やっこの意味と使い方~死語になりそうな北海道の方言

北海道の方言、やっくい、さっくい、の意味は「やばい」、でも、使い方にはちゃんとした違いがあります。 「やっくいぞ!おまえ、昨日、さぼってどこ行ってた?」 「あいつの家に行ったことある?なまら、さっくいべ」 やっこいの意味は「柔らかい」で、や...
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さる・~らさるの意味~死語になりそうな北海道の方言

北海道の方言には、どくとくの言い回し(言い表し方・表現)があります。 ゴミを捨てることを、「ゴミをなげる」と言ったり、鍵をかけることを、「じょっぴんかう/鍵をかう」と言ったり、コーヒーをこぼすことを、「コーヒーをまかす」と言ったりします。 ...
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ごっこ汁の「ごっこ」とは?~北海道の冬の定番・郷土料理~

ごっこは北海道の方言です。 スズキ目カジカ亜目ダンゴウオ科ホテイウオ属の魚、学名「Aptocyclus ventricosus(Pallas)」和名「布袋魚(ほていうお)」、この魚を北海道では「ごっこ」と呼びます。 皮と身はゼラチン質で、ぷ...
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稲荷神社でお祀りしている神さまとは~狐じゃないけど、なぜ狐?~

稲荷神社は、「お稲荷さん」「お稲荷さま」とも呼ばれ、全国に3万社以上あります。 総本社は、京都府京都市にある”伏見稲荷大社”、お祀りしているご祭神は「宇迦之御魂大神(うかのみたまのおおかみ)」、御利益は「商売繁盛・五穀豊穣など」。 参拝の作...
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がっつり・がっぱりの正しい意味と使い方~北海道の方言はどっち?

先日、赤信号で停車中に、後方からきた大型トラックに追突されました。 路面は、ブラックアイスバーンというより、氷の表面に水が浮いている最悪の状況。 なにやら怪しい雰囲気に気づいた時、大型トラックの荷台の側面が猛烈な勢いで迫ってきていて、万事休...
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北海道産の人気5大ブランド和牛と注目の北海道産ブランド和牛

北海道は全国的に有名な但馬牛・神戸牛・松阪牛の生産地です。北海道で生まれ、生後10ヶ月程度になると各地に出荷されています。 北海道産ブランド和牛は、有名な日本のブランド和牛の生産地で子牛の状態から飼育されたとても美味しい和牛です。 和牛とは...
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北海道の二大ブランド鮭~日高の「銀聖」・羅臼の「羅皇」~

北海道の秋鮭の水揚げのピークは9月・10月です。 秋鮭のなかでも美味しいのが「銀毛鮭(ぎんけじゃけ)」です。銀毛鮭は、体の銀白色の色味が強く、脂ののりが良い人気の秋鮭です。 銀毛鮭のなかでも、とくに美味しいブランド秋鮭には、日高沖でとれた「...
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じょっぴんの意味と語源~死語になりそうな北海道の方言

「じょっぴん」とは北海道の方言で、鍵・錠を意味します。 じょっぴんの語源は諸説あります。 かつて北海道の住宅の玄関のほとんどは引き戸でした。戸にはカギも錠もなかったので、外からの侵入を防ぐため、住居の中から戸に「つっかい棒」を支(か)ってい...
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なぜ沖縄で昆布の消費量が多いのか?昆布の流通の歴史と独特の料理

沖縄県うるま市には「昆布(こんぶ)」という集落があります。なぜ昆布という地名になったかには諸説あり、集落が独立した際に”おめでたいもの”の象徴である「昆布」と名付けたという説もあります。 17世紀後半、沖縄に昆布がもたらされて以後「昆布」は...