地方・風習・方言

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さつま揚げ・天ぷら・つけ揚げ・あずま揚げなど地域によって異なる呼び名の揚げ蒲鉾~さつま揚げ・天ぷらのルーツとは

「さつま揚げ」は、魚のすり身を油で揚げたもの「揚げ蒲鉾(あげかまぼこ)」の総称です。 揚げ蒲鉾は東日本では「さつま揚げ」と呼ぶ人が多く、西日本では「天ぷら」と呼ぶ人が多くいますが、例外の呼び名も多々あります。 東日本でも北海道や青森県では「...
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昭和50年代に北海道で流行っていた若者言葉

「なまら」「したっけ」「こく」「がっぱり」「とんしゃ」「もや」「ぱくった」「おっつい」「しゃみ」等、昭和50年代、北海道の若者は独特の流行語を話していました。 「こく」は「濃厚な旨み」ではなく、「とんしゃ」は「豚の畜舎」ではなく、「もや」は...
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なんぼなんでもの意味とは。「なんぼ」の方言としての意味と標準語としての意味。

なんぼなんでもとは、『どう考えても。いくらなんでも』という意味で、小説などでも使われる標準語です。 なんぼは、「なんぼう(何ぼう)」が音変化した語で、「なんぼう」の方言的な言い方です。 大阪弁で、品物の価格をたずねる時は「なんぼ?」と言い、...
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北海道の方言「ぼっこ」の意味とは~北海道弁以外の「ぼっこ」との違い

北海道で「ぼっこ」と言うと、棒やミトン(mitten)を意味します。発声するときは、語尾のこを少し強めに発声します「ぼっこ↑」。もともとは東北地方で使われていた「ぼっこ」が北海道に伝わり、北海道全域に広まり北海道に定着した語です。 北海道で...
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「いずい」はどこの方言?いずいの語源・意味・使い方

「いずい」は北海道や宮城県など東北地方の一部で使われる方言です。 方言には、共通語や標準語では、上手く表現できない面白い言葉が数多くあります。「いずい」は、そんな方言の代表的な言葉で、「いずい」を使わない地域の人に、その意味を説明するのは、...
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「おっかない」は東京の方言?東京語・東京弁・共通語・標準語の違いとは

「おっかない」は、おもに東日本で使われる東京弁です。 東日本(糸魚川・浜名湖を結ぶ線より東の地域)で生活している人は、標準語と勘違いしているかも知れませんし、「おっかない」を使わない西日本で生活している人は、北海道の方言(北海道弁)と勘違い...
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はんかくさいの意味とは?北海道弁の歴史と道民がよく使う北海道弁

北海道の方言(北海道弁)は、海岸地方と内陸部で、様相が異なります。 海岸地方の北海道弁は、東北地方や北陸地方の漁民や、近江商人をはじめとする関西系商人らの言葉が混じり合って生まれました。 内陸部の北海道弁は、開拓のため本州各地から入植した人...
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ジンギスカン(成吉思汗)の発祥と由来、食べ方・焼き方・具材などを道産子が解説します

ジンギスカン(成吉思汗)の起源には諸説ありますが、満族料理の烤羊肉(カオヤンロウ)を起源とする説が有力です。 ジンギスカンは北海道発祥の北海道の郷土料理というイメージがありますが、北海道以外でも岩手県遠野市、長野県信州新町など古くからジンギ...
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てやんでい!べらぼうめ!の意味と語源とは

生粋の江戸っ子は早口で発音の勢いが強い。べらんめぇ調の「下町ことば」は、粋でいなせな江戸っ子の言葉です。 気の短い江戸っ子は、言葉をはしょったり、江戸っ子風に言葉を変化させる癖があります。「てやんでい」は「何言ってやがるんだ」をはしょって、...
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下町の意味とは~下町を英語にするとこうなる

下町の語源は江戸時代の「御城下町」です。当時、高台には多くの武士が暮らし、低地には多くの庶民が暮らしていました。 将軍様のお膝元で、庶民が暮らす低地(低い土地)が本来の下町です。 現在の下町と呼ばれる街には、かつて武士が暮らしていた高台(山...