言葉 「ひとりごち」の意味と正しい使い方~「ひとりごちる」「ひとりごつ」「ごちる」とは どの現代語の辞書を引いても「ひとりごち」という語はありませんが、小説などで「ひとりごち」という語を目にすることがあります。 そのどれもが、「ひとりごち」を「ひとりごつ」「ひとりごちる」と同じ「独り言をいう」という意味で用いています。 「ひと... 2019.02.07 言葉
言葉 バカとは?なぜ馬と鹿でバカなのか?馬と鹿は神聖な生き物? バカとは、「無知」「無知な人」「つまらないこと」「つまらない人」などを意味する言葉です。 梵語(サンスクリット語)で無知を意味する"moha"(慕何)を音写して、「バカ」という日本語ができました。 古代、中国から日本に漢字が伝わります。日本... 2019.02.04 言葉
社会 キセルの意味~キセルと無賃乗車の違い・なぜ不正乗車をキセルと呼ぶのか 「キセル」とは「不正乗車」を指す俗語です。「無賃乗車」を指す隠語を「さつまのかみ」と言います。 キセルとは、「不正乗車」のことで、「正規の代金を支払わずに乗車すること」です。現実的には、ほとんどが鉄道で行われるのが「キセル」です。 無賃乗車... 2019.02.01 社会言葉
言葉 琴線に触れるの意味と語源・正しい使い方~逆鱗に触れると混同していませんか? 「琴線(きんせん)に触れる」言葉は、人々に感動を与えるとても良い言葉、「逆鱗(げきりん)に触れる」言葉は、目上の人を怒らせるとても悪い言葉です。 文化庁の調査では、約25%の人が「琴線に触れる」の意味が分らないと答え、約36%の人が「琴線に... 2019.01.21 言葉
地方・風習・方言 不思議な掛け声の意味と語源~草津温泉湯もみ唄の不思議な掛け声とは 掛け声とは、「人に呼びかける」「調子を合わせる」「気勢をそえる」「力をいれる」ときに発する短い音声のことです。 なんの意味もないような掛け声には、ちゃんとした意味があります。その語源は日本語によるもの、英語によるもの、フランス語によるもの、... 2019.01.16 地方・風習・方言言葉
言葉 まんざらでもないの意味と使い方・英語訳~満更とは。まんざらでもない顔ってどんな顔 まんざら(満更)でもないとは、「全く良くないというわけではない」「必ずしも嫌ではない」という意味で、「それほど悪くない」「どちらかといえば良い」という気持ちをいうときに使います。 「彼女は、プレゼントをもらって、まんざらでもない様子でした」... 2019.01.13 言葉
言葉 お門違い・門違いの意味と語源・正しい使い方を解説します~門違いは死語なのか お門違い・門違い、どちらも同じ意味をもつ言葉ですが、お門違いは「見当ちがい」という意味でよく使われ、門違いは「まちがえて違う家へ行ってしまうこと」という意味で稀に使われます。 お門違い・門違い、どちらも、もともと「めざす家が違う。間違えて違... 2019.01.11 言葉
言葉 「バタ臭い」の意味・語源・使い方を解説~バタ臭い顔とは バタ臭い(バタくさい)とは、「西洋風な感じがする」「西洋かぶれしている」という意味の形容詞です。 日本で「バタ臭い」という言葉が使われ始めたのは、開国後といわれています。当時のバターは、かなり匂いがきつく、当初「バタ臭い」という言葉は、悪い... 2019.01.09 言葉
言葉 トリ・大トリとは?「トリ」を務めるのは誰?「トリ」と呼ばれる理由とは 催しものや宴会の余興で、最後に登場する人を「トリ」といいます。本来は、寄席(よせ)で用いられる言葉で、寄席の最後に登場する噺家(はなしか)のことを「トリ」と呼びます。 寄席で「トリを務める」のは、一座の主任と決まっていています。主任とは、も... 2018.12.30 言葉
言葉 女心と秋の空とは~「男心と秋の空」はなぜ使われなくなったのか? 女心(おんなごころ)と秋の空とは「女の男に対する愛情は、秋の空模様のように変わりやすい」というたとえです。 男女の力関係の変化によって、「男心(おとこごころ)と秋の空」が「女心と秋の空」へと変化し、周知されるようになりました。 かつての日本... 2018.12.28 言葉