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「情けは人の為ならず」の意味とは?情けをかけて報いを受けるのは誰なのか

情けは人のためならず、めぐりめぐって己(おのれ)が身のため。 「情けは人の為ならず」とは、『人に情をかけておけば、それがやがて良い報い(むくい)になって自分にも返ってくる』という意味です。 古典落語の「佃祭」でも語られるこの諺(ことわざ)の...
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「おもむろに」と「やおら」は同じ意味?正しい意味を、国民の4割しか理解していません

「おもむろに」と「やおら」は、「静かにゆっくりと行動するさま」を意味する副詞です。 本来の意味と異なる「だしぬけに。急に」と誤解している人が4割以上。誤用がめだちます。 漢字にすると「おもむろに」は「徐に」、「やおら」は「徐ら」。どちらも「...
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気が(の)置けない友達の意味とは。仲が悪い?仲が良い?どっち?

気づかう必要がなく、相手に意識を集中しなくても、心が通い合う友達が、「気が(の)置けない」友達です。 気が許せない、油断できないような人は、「気が置ける」人です。 あまり親しくなく、相手の気持ちをつねに気づかうような、何となくうちとけられな...
地方・風習・方言

昭和50年代に北海道で流行っていた若者言葉

「なまら」「したっけ」「こく」「がっぱり」「とんしゃ」「もや」「ぱくった」「おっつい」「しゃみ」等、昭和50年代、北海道の若者は独特の流行語を話していました。 「こく」は「濃厚な旨み」ではなく、「とんしゃ」は「豚の畜舎」ではなく、「もや」は...
地方・風習・方言

なんぼなんでもの意味とは。「なんぼ」の方言としての意味と標準語としての意味。

なんぼなんでもとは、『どう考えても。いくらなんでも』という意味で、小説などでも使われる標準語です。 なんぼは、「なんぼう(何ぼう)」が音変化した語で、「なんぼう」の方言的な言い方です。 大阪弁で、品物の価格をたずねる時は「なんぼ?」と言い、...
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やきもちをやくの意味~なぜ「やきもちをやく」のか?やきもちと嫉妬の違いを解説します

「やきもちをやく」を漢字で書くと、「焼き餅を焼く」となります。焼き餅には、嫉妬や妬み(ねたみ)という意味はなく、「焼き餅を焼く」という慣用句になって嫉妬する、妬むという意味になります。 自分に自信がないと嫉妬したり、やきもちをやいたりします...
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ロートルの意味と語源と正しい使い方を解説します

ロートルとは、中国語で「老人」という意味で用いられますが、日本では「老人」という意味のほかに、「旬をすぎた人や物、役にたたない人や物」を示す俗語・隠語として用いられます。 他人を揶揄(やゆ)したり、自虐的に用いることの多いロートルに対して、...
地方・風習・方言

北海道の方言「ぼっこ」の意味とは~北海道弁以外の「ぼっこ」との違い

北海道で「ぼっこ」と言うと、棒やミトン(mitten)を意味します。発声するときは、語尾のこを少し強めに発声します「ぼっこ↑」。もともとは東北地方で使われていた「ぼっこ」が北海道に伝わり、北海道全域に広まり北海道に定着した語です。 北海道で...
地方・風習・方言

「いずい」はどこの方言?いずいの語源・意味・使い方

「いずい」は北海道や宮城県など東北地方の一部で使われる方言です。 方言には、共通語や標準語では、上手く表現できない面白い言葉が数多くあります。「いずい」は、そんな方言の代表的な言葉で、「いずい」を使わない地域の人に、その意味を説明するのは、...
地方・風習・方言

「おっかない」は東京の方言?東京語・東京弁・共通語・標準語の違いとは

「おっかない」は、おもに東日本で使われる東京弁です。 東日本(糸魚川・浜名湖を結ぶ線より東の地域)で生活している人は、標準語と勘違いしているかも知れませんし、「おっかない」を使わない西日本で生活している人は、北海道の方言(北海道弁)と勘違い...